低価格が魅力の夜行バス!妊婦さんも利用している!
ご存知でしょうか。
高速バスの一年間の利用者は
なんと約1億2000万人にのぼるんです。
これは国内線の飛行機の利用者、約9000万人を
超えるだけでなく、日本の総人口にも匹敵する数字です。
その高速バスの一種が夜に出発して、
翌朝、目的地に到着する夜行バスです。
移動手段として、
もはや飛行機や新幹線に並ぶ選択肢となった今、
妊婦の皆さんにとっても選択の一つになっているんです。
なぜなら眠っている間に目的地に着くうえ、
とってもお得だから。
里帰りしたいのに適当な移動手段が
見つからないと思っている方、
夜行バスを選択肢から外してしまっていませんか?
妊娠しているからバスはやめておこうとお思いだった方、
つわりの心配があるときだって、実はほんのちょっと準備をしておけば
体への負担はグッと減らせるものなんですよ。
妊娠したからと、お高い新幹線や飛行機に乗る必要はありません。
お腹が大きくなると、近所に行くだけでも大変ですし、
何かと物入りになるもの。
そこで妊婦の皆さんに少しでもお得で快適な移動を
楽しんでいただくために、夜行バスに乗り込む前に
準備するものや、高速バスの魅力をたっぷりご紹介いたします。
妊娠超初期のつわりは?夜行バスの利用時に準備する物!
0週から3週目の妊娠超初期は胃のむかむか、
車酔い、めまいなど、つわりと呼ばれる様々な症状が
出始める時期でもあります。
それならば長く同じ姿勢で座り続ける、
車酔い、シートベルトの締め付け、座席の揺れの4つのポイントに
気を配ってあげれば、夜行バスはグッと快適な乗り物になってくれます。
妊娠中に重い物を持っては大切なお子様にも影響が
出るかもしれませんから、ここでは4つのポイントを
攻略する「お手軽な準備物」をお伝えいたします。
遠出を考えている方、夜行バスを敬遠されていた方も
ぜひ参考にしてくださいね。
(1)長く同じ姿勢で座り続ける、シートベルトの締め付け、座席の揺れに効果的なアイテム
・体の締め付けが少ない衣類
限られた空間で座り続けた場合、座る行為も、
さらにシートベルトの締め付けも体に負担や
ストレスを感じさせてしまいがちです。
バスは電車よりも急停車する機会が多いので、
バランスを崩して転倒する可能性がありますから
シートベルトを外しては危険です。
そこで当日はできるかぎり体をしめつけない、
ゆったりとした服や下着を身に付けておくと、
キツイ服を着ているよりもストレスや体への負担は
大きく減らせます。
ちょっとキツイけど、どうしてもこれがいい
、と思う服がある場合や、着いた先で腰回りを
少しでも細く見せたい場合は車内用の服を用意したり、
ベルトできつさを調整したりできるようにするなど、
一工夫しましょう。
小さな工夫でも大きな効果が見込めますよ。
・腰の下におくクッション
いざ座席に座る前に、座席と腰の間にクッションを置くと、
揺れから生じる痛みや振動を軽減してくれます。
さらに長く座り続けるために負担がかかりがちな
下半身の負担も和らげてくれますよ。
「でも余分なクッションは家にないし」と
思われた方、大丈夫です。
最近は100均でも良いクッションが売られていますから、
お買い物やお散歩中などに近くを通りがかった際は
足を運んでみてくださいね。
(2)車酔いに効果的なアイテム
・プロもおススメするタオル
夜行バス会社の方がおススメするアイテム、それがタオルです。
何重にも重ねると枕としても使えるんですよ。
クッションは腰に、頭にはタオルを敷けば揺れ対策になり、
体をリラックスさせる効果も。
そのため眠りにつきやすくなる効果も生まれるんです。
酔いを防ぐ最も効果的な方法は「眠る」につきます。
少しでも早く寝るために、眠りを促すアイテムは
ぜひ持参したいものと言えます。
(3)万一の場合に備える小物
旅に不測の事態はつきもの。
そこで念には念を入れて上記の問題以外にも対応できる、
おススメのアイテムをこの機会に3つ、ご紹介しておきますね。
・何でもつめられるビニール袋
・のどのかわきに水
・口元をおさえるためのハンカチ
断続的な揺れと、狭い車内に数時間留まる環境の中では
突然、吐き気を感じたり、どうしても何かを
飲みたくなったりするかもしれません。
余分なビニール袋や水などはそれらに対応できる心強いアイテムです。
それほど重くありませんから、妊娠してから唾液やよだれが増えたり、
ノドがかわいたりし始めた方には特に持参をおすすめいたします。
夜行バスは目的地が遠ければ10時間近く乗り続けるもの。
少しでもご自身やお腹のお子様に優しい移動になるように、
一つでも移動の選択肢を増やすために、ちょっとだけ手間をかけてみませんか?
「でも夜行バスや高速バスって、
狭い車内に見ず知らずの男性や若い人とすし詰めにされるんでしょ」と
心配ですか?
そんなイメージは今日の夜行バスや高速バスには
あてはまりませんので、ご安心を。
今や女性専用席や、ゆったり座れる2列席の高速バスもあれば、
個室型の夜行バスなんてのもあるのです。
個室型のバスはこちらで詳しく解説されています。
この夜行バスの車内はもはやインターネットカフェの個室や、
飛行機のファーストクラスをほうふつとさせます。
夜行バスはもちろん、高速バスもどんどん新しいサービスを
生みだし、常に進化しています。
お腹が大きくなってきたからと、
多くの方が妊娠してから自宅にこもってばかりになりがちです。
そこで体調の良い日には朝から高速バスの女性専用席に
ゆったりと座って、車窓から素晴らしい自然を眺めながら、
快適にお出かけしてみませんか?
「でも家事があるから、何時間も旅行のために、さけないし」と思った方、
いえいえ、大丈夫です。
ご存知ですか?
高速バスを使えば東京なら片道3時間ほどで、
なんと長野県まで行けちゃうのです。
大阪にお住まいなら3時間以内で名古屋まで移動できますよ。
しかも飛行機や新幹線と比べて、はるかにお安いのです。
具体的な例として、いくつかのプランをご紹介しますね。
↓
○東京発、長野着の高速バス
https://idou.me/search/bus/tokyo/nagano
※料金は1000円台~、3時間程度で長野の駅に到着できます。
○東京発、 群馬着の高速バス
https://idou.me/search/bus/tokyo/gunma
※料金は1000円以下~、なおかつ3時間かからず群馬の前橋駅に到着できます。
○東京発、 栃木着の高速バス
https://idou.me/search/bus/tokyo/tochigi
※料金は1000円台~、しかも2時間弱で長野の駅に到着できます。
いかがですか?
ちょっとした日帰り旅行に、
里帰りに利用できそうに思えてきませんか。
「10時間近くも乗り続ける夜行バスは、やっぱりちょっと不安」と
思われる方であっても、3時間程度であれば
不安も和らぐのではないでしょうか。
さらに多くのバス会社がサービスエリアやパーキングエリアでの
途中休憩を設けていますから、つわりがひどくなければ妊婦さんでも、
ちゃんと快適に高速バスでの旅を楽しめるのです。
私が乗った夜行バスでは2時間に1回のトイレ休憩がありました。
それに先の章でご紹介したタオルや、
ゆったりした衣類などで武装すれば、
もっと安心、快適にマタ旅を楽しめますよ。
どんどん進化していくバスで、妊娠前から行きたかった、
あの場所に「お得に・快適に・手軽に」お出かけしちゃいましょう。
まとめ
ここまで夜行バスの快適な乗り方や、
高速バスの魅力をお伝えしてまいりました。
「妊婦さんにバスは危険なのでは?」と考え、
不安になる方は多々いらっしゃいますが、
「守り」に入ってばかりの姿勢が必ずしも正しいとは言えません。
運動やストレスの発散はママの皆さんを健康にしてくれるもの。
つまりお腹のお子様の健やかな成長を促してくれるものでもあります。
つわりがひどくない時、ちょっと体を動かしたいと思った時、
ちゃんと対策をたてた上で、もしくは無理をしない範囲で
遠出するだけであれば「絶対にダメ!」と
かたくなになる必要はありません。
大自然やおいしい空気、素晴らしい観光地はお部屋に
こもっているよりも、たくさんの実りをもたらしてくれるでしょう。
妊娠前と同じく、妊娠後も毎日をしっかり楽しんでくださいね。
それがお腹の中の我が子のためにもなるのですから。